【開幕前夜】リスタートを切った和歌山ファイティングバーズ

関西独立リーグ2020年シーズン開幕まであとわずか。新型コロナウィルスの感染拡大で不安が広がる中、選手や監督をはじめ関係者も一丸となって、今できることに取り組んでいます。

 

これから、開幕に向けて練習に励む選手たちの様子を、4回にわたってお届けします。第一弾は、和歌山県田辺市に本拠地をおく「和歌山ファイティングバーズ」です。

 

新生・和歌山ファイティングバーズ


今年運営体制が変わった、和歌山ファイティングバーズ。今シーズンの所属選手は18人。うち9人が新入団・移籍選手です。


昨年、最多勝のタイトルを獲得した岡田海投手も移籍選手のひとり。新しいチームで過ごす日々についてたずねると、すぐに「楽しい」という答えが返ってきました。

「日々楽しく練習しています。蜂谷さん(蜂谷 崇紘捕手)と同級生ということもあり、すぐにチームになじむことができました。オフの日はみんなで釣りに行ったり、とにかく楽しいですね。


川原監督の指導が自分に合っていると思います。教え方がすごくうまいというか、人によって教え方を変えたり、工夫したりされていると感じます」

川原監督の丁寧な指導

岡田投手だけでなく、ほかの選手たちも口にしていたのが、川原昭二監督のアドバイスについて。

 

 

この日も実際に、選手の隣で親身にアドバイスをする監督の姿を何度も目にしました。選手たちも監督の話に耳を傾け、実践している様子。開幕に向けて調整が進んでいるようです。

 

 

「もちろん野球も大事だけれど、人としての礼儀も大事。選手には、みんなに愛してもらえるような人間になってほしいと思っている」と話す川原監督。指導の根本にあるその気持ちが、選手たちに伝わり、信頼関係が生まれているのかもしれません。

 

チームの一体感

この日のシートノック練習では、選手だけでなく、フロントを含めたチームの一体感を見ることができました。

 

ノックの途中、「代表、ノック打ってみませんか」と田所球団代表を呼ぶ川原監督。「そろそろ出番だと思っていました」と笑顔でスーツの上着を脱ぎ、応える代表。

 

 

「ナイスノック」と大きな声を掛け合い汗を流す様子が、チームの雰囲気の良さを表しているようでした。

 

「リスタート」を掲げる西河キャプテン

今年キャプテンをつとめるのは、西河洋樹捕手。彼のキャプテンシーは、監督や球団代表からも高く評価されているようです。

 

現在のチームの状況、今シーズンの目標などを聞くと、一つひとつ言葉を選びながら、丁寧に話してくれました。

「今シーズンは『リスタート』 優勝することを目標にして、再出発です。

今支えてくれているスポンサーさんやファンの方々のためにも、これからもずっとチームが残り続けるためにも、優勝したい。

優勝すれば、さらに多くの人から応援してもらえるのではないかとも思います。」


「何かをするためには、何より勝つことが大事。個々の目標とともに、選手みんなで優勝を目指して頑張りたいです。

チームは、選手みんなが協力的で、コミュニケーションがとれています。一人ひとり課題をもって、日々の練習に取り組んでいます。」

 

リーグ優勝へ一致団結

海と川と山の自然資源に恵まれた和歌山県。大阪などから距離があるのが少しネックではあるものの、野球に集中できるとても良い環境で、選手たちは練習に励んでいます。

 

 

困難な状況下でもチームを応援し続けてくれているファンやスポンサーの皆さんへの恩返しのため、今後もっと愛される球団を目指して……。

新生和歌山ファイティングバーズは、リーグ優勝に向けて一致団結しています。

 

和歌山ファイティングバーズ

 

(文・写真 さかたえみ)